ここ1週間で、ベトナム(特にホーチミン)での感染がだいぶ落ち着いてきました。
10月10日の1日の感染者数は、3513人で7月以来の3000人台となりました。10月11日は、3617人となり、連日の3000人台で、ホーチミン市内の感染者数も1527人となり、減少傾向となっています。
ホーチミン市内も、交通量もかなり増えて、平日はコロナ前の6-7割くらいのバイクが出ている感じです。
ただし、週末はバイクや車の交通量は少なく、まだコロナの影響やお店が閉まっているところが多いので、外出する人が少ないのかもしれません。
ホーチミン市内でワクチン接種が大変進んでおり、2回目接種をされた方は70%以上になるようです。
私が働いているホーチミンオフィスは、40人のスタッフがおりますがすべてのスタッフが2回目の接種を終えています。オフィス勤務の際は、スタッフみんなが1週間に1回PCR検査をオフィスにして陰性確認をしています。
私に関してですが、ワクチン接種を証明するグリーンカードが携帯アプリでまだ表示されないので(どうやら私の登録パスポートの番号の誤読のようです)、商業施設やスーパーに行く前に提示が求められるために、ワクチン接種をした証明書を紙ベースで持ち歩かなければなりません。
店内飲食などはまだ許可されておりませんが、街中でもちらほらカフェなどで店内飲食をしている人も見かけますし、先日商業施設に行った際に、ファーストフード店で店内飲食をしている人も見かけました。
感染者数も減少傾向にありますので、もう大丈夫といった感じで、店内飲食をOKにしている店主の方もいるようです。
ベトナム国内での移動においても変化があり、ハノイーホーチミン線の旅客便の運航が10日に2か月ぶりに再開されることになりました。
ホーチミンからの入域者に対し、7日間の市の施設またはホテルでの集中隔離と、続く7日間の自宅での健康観察を適用していましたが、この規定の廃止が決定されました。
条件としては、航空便の乗客は、2回の新型コロナウイルスワクチン接種を終えており、2回目の接種から14日が経過した、または直近6か月以内に感染して回復し、なおかつ搭乗から72時間以内の新型コロナウイルス検査(PCR検査または抗原検査)で陰性である必要があります。
また、13日から省・市をまたぐ長距離バスの運行を再開することとなりました。感染リスクが低い地域・中程度の地域から同等の地域へ移動する場合、輸送活動は通常通り行うようですが、感染リスクがある地域からリスクが比較的高い地域へ移動する場合、乗客は72時間以内の新型コロナ検査(PCR検査または抗原検査)で陰性である必要になるようです。
私はホーチミンで営業をしているので、ホーチミン南部のビンズン、ドンナイ、ロンアン省へ打ち合わせでロックダウン前はよく移動していたのですが、ロックダウン解除になってもまだ省をまたいで移動することができません。
来月11月から徐々に営業で他の省へお客様訪問をする予定となっています。
さて、ベトナム旅行はいつからということですが、以前の10月8日のベトナム現地紙で、2022年6月から外国人観光客の受け入れを完全に再開する計画が報じられていました。
これまでに政府が外国人観光客の受け入れ再開を認めたのはフーコック島のみで、同島は11月中に外国人観光客の受け入れを再開する予定のようですが、具体的なスケジュールは決まっていないようです。予定では、海外からの観光客の試験的な受け入れを今年11月から来年3月まで実施するようです。
フーコック島での受け入れで新型コロナ感染が広がらないなどの成果が確認されれば、今年12月以降は、世界遺産に認定されているハロン湾(北部クアンニン省ハロン市)など他地域にも範囲を広げていく方針で、22年6月からは全国で「完全」な再開を実施する日程を想定したようですが、最新ニュースで、「外国人観光客の受け入れ再開の時期は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況と地方自治体の対応能力によって異なる。外国人観光客を対象とした観光市場を完全に開放する時期は決まっていない」と発表されていました。
フーコック島では18歳以上の全ての島民が11月上旬に2回目の接種が行われる予定で、ワクチン接種を万全にして、外国人観光客を受け入れる体制のようです。
ベトナムでの感染者もかなり減少傾向にあるために、ワクチン接種もさらに進んでいけば、ベトナム旅行に関してのニュースは日々変化するのではないかと思っています。