ホーチミンでは、とうとう10月28日から飲食店での店内飲食が可能となりました。
まだ店内飲食はしていませんが、カフェでの飲食をようやく自由にできるようになり嬉しい限りです!
5月末からすべての飲食店での店内飲食を一時停止していたので、店内飲食の再開は5か月ぶりです!
店内飲食を開始するにあたり、飲食店はいくつかの条件を満たす必要があります。
- 毎日21時までに閉店すること。
- 受け入れ人数を座席数の50%以下とすること。
- アルコールを提供しないこと。
ホーチミンの7区やトゥードゥック市は11月15日までアルコールの提供を試行するようです。早速私のベトナム人の友達は、7区へ街へ繰り出して飲みにいっていました。
ベトナム南部ビンズン省は10月22日より、飲食店の店内飲食や伝統的市場の営業の再開を許可しました。いずれも入り口にチェックポイントを設けてQRコードをスキャンし、5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)を厳守しなければならないです。
ディスコやカラオケ、バー、映画館、ジムなども、人数制限などの条件付きで営業再開が可能となっています。
ドンナイ省では、10月24日午前0時から飲食店の店内飲食や露天商、宝くじ売りなどの再開を条件付きで許可されました。
飲食店では、店内飲食の再開が可能のようですが、受け入れ人数を座席数の50%以下とし、座席の間隔を1m以上空けることなどが営業の条件となります。
ただし、カラオケ、ディスコ、マッサージ、バー、インターネットカフェ、スパなどは引き続き営業を停止し、理美容室は対策を徹底した上で営業が可能になっています。
ロンアン省では、10月27日午前0時からのディスコ、バー、カラオケ、マッサージ、サウナ、ゲームセンターなどの営業が許可されました。
営業再開には、収容人数を定員の50%以下、従業員がワクチン接種済みまたは直近6か月以内に感染して回復済み、直近72時間以内の検査で陰性であること、従業員に定期的に検査を受けさせることなどが条件となります。
また、収容人数を定員の70%以下で、ジムや美容院、ビリヤード場、美容クリニックなども営業可能となりました。
ロンアン省でのディスコ、バー、カラオケ、マッサージの営業が認められたのは正直びっくりしました。ホーチミンは、ディスコ、バー、カラオケ、マッサージの営業は停止されたままとなっています。
私がバイクで待ち中を走っている時の感覚ですと、カフェもまだ閉店しているところが多く、また営業自体をやめて閉めてしまったカフェも多いです。
至る所で、賃貸募集といった紙が貼られたからっぽのお店が街中に見られます。店内のお店というよりかは、外で飲むタイプのベトナム昔ながらのカフェのほうが多く営業しています。
どうしてカフェなどがまだ閉まったままなのかとベトナム人スタッフと話すと、コロナがまだ収束しておらずいつ第5波が来るのかわからないためオーナーなどの方もスタート時期を見極めているようです。
また他の理由としては、アルバイトなどをしてくれるスタッフの確保が難しいということです。大学生などが自分の実家へ帰っており、またワクチン接種もまだなためにホーチミンに戻ってきていないケースが多く、人材確保が難しいのも開業できない理由のようです。
日本やアメリカでも飲食店での人材争奪戦が繰り広げられていて、アメリカでは時給もかなり上げないと人が集まらない状況のようです。
米スターバックスでは、人材確保と引き留めに向け従業員時給を平均で17ドル近くに引き上げ。(現在、米国の時間給従業員の時給平均は約14ドル)
米アマゾンは2021年9月から対象職種の時給を引き上げ、一部地域では契約時に一時金3000ドルを支払い。新たに採用する人材には、時給は平均19ドルに引き上げ、最大では22.5ドルになるということです。
郊外にある工業団地の工場でのワーカーさんの人材確保も難しくなっているようですが、同様に市内でも、店内飲食が拡大するに従い、ベトナムでも人材確保がより厳しくなっていきそうです。